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ファンタジーな「気の世界」

目次
「気の謎を解く」




第1章「『気』が関わっている不思議な現象」

長い間、こんなことを疑問に思っていませんでしたか?
この本を読んだ後「そうなんだ!」ときっと納得できます。

1、テレパシー
遠くの人と言葉も交わさず意思の疎通が出来るメカニズムは?

2、念力
意識だけでモノを動かすことが出来るのか?

3、祈り
「自己満足」だけでない祈りの力

4、遠隔治療
何千キロも離れている人を治療することが出来るのか?

5、植物が元気に成長する
植物が元気になる環境がある。植物に優しい言葉をかけると、元気に育つ。

6、いい人だけど、気が合わない
学校、職場で出来る友人グループは、似たような雰囲気の人が集まります。

7、生き霊(いきりょう)
お話だけの世界と思っていませんか?

8、似たもの夫婦
仲のいい夫婦はかもし出す雰囲気が似ています。

9、唱えるだけで運が開ける、実現する。
あなたの発するエネルギーの波動が夢実現へのお膳立てをしてくれます。

10、意識するだけで美人になる
鏡に向かって「私はきれい」と毎日言うだけで、ホントに美しくなっていく!

11、安らぐ人と疲れる人
人の発する波動が安らぎを与えたり、疲れさせたりします。

12、ゴッドハンドを持つ人
なぜ手をかざすだけで治るのか?

13、虫の知らせ、胸さわぎ
急に胸さわぎがする。その時身内に事件が起きていた・・・

これらはすべて、「気」というエネルギーが関係しています。
「気」と聞くと、中にはうさん臭く感じる人もいるでしょうが、量子力学の発展でかなり解明されてきました。
しかし、まだまだどうしても分からないこともたくさんあります。

気はこの大宇宙・地球・すべての生命体の中に存在して、私たちの意識、生命活動、行動にまで大きな影響を持っています。

気の力で地球が元気になり、あらゆる生き物も元気になってきます。

気を知ることで、私達は生き方上手になり、目的に効率的に達することができます。

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第2章「『気』の概念」

(1)日本の「気」

「気」は中国から伝わってきた概念ですが、一概に「気」と言っても、幅広い使われ方をしています。
日本語で一番用いられているのが「気」と言う漢字です。
「気」という字を使った熟語や慣用語が300を越えるということからも、「気」は古くから私たちの意識や思考、生活行動の中に深く浸透していたことが分かります。

1)自然現象を表すもの
気候、気象、空気、大気、山の「気」

2) 物理的な性質を表すもの
電気、磁気、地磁気

3)心の動き、状態をあらわすもの
気が重い、気になる、気が散る

4)生命的なエネルギーを意味するもの
気を込める、気が抜ける、気を失う、元気、病は気から、気を吐く

5)あるものが持っている特有のエネルギー
気の抜けたビール

「気」には心の動き、心理状態を表す意味のほかに「大気・自然現象」というマクロの概念と、その大気を呼吸して体内に取り入れることによって、身体を満たし循環する「生命エネルギー」というミクロの二つの概念があります。

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(2)「気」の歴史

「目に見えないエネルギー」を意味する言葉は、中国を始めとして世界各地で古くから伝わっています。

中国では、大気にある霊的・生命的エネルギーが、呼吸によって、体内に充満し、循環して、身体に活力を与える生命力として働く。
つまりマクロコスモスのエネルギーを呼吸によって、ミクロコスモスである人間の身体に取り込んで、それを生命エネルギーとして活用するというのが「気」と考えられていました。

インドでは紀元前1000年ごろから「プラーナ」と呼ばれて、呼吸する空気の中に含まれる生命エネルギーの意味を持っていたようです。
ギリシャ哲学では「プネウマ」、そしてハワイの先住民には「マナ」と呼ばれて、超常的なエネルギーと考えられてきました。

日本での「気」は特に東洋医学の世界と、武道の世界で重視されています。
東洋医学での「気」は、生命エネルギーで、全身を循環して体の成長や疲労・病気の回復等のあらゆる生命活動や精神活動に力を与えるものと考えています。
その「気」は呼吸と食事によって大気から体の中に取り込まれます。

江戸時代中期の禅宗中興の祖、白隠禅師は丹田呼吸を広めたことで知られています。
白隠禅師は「内気功」のことを「軟酥の法」という言葉でこう説明しています。

「軟酥(バターのようなもの)を頭の上に置いて、それが溶けて脳から下へ全身を潤して足先まで下りていくイメージをする。
そうすると、全身が温まって胃腸は調和し、肌は光沢を生じて、どんな病気も治る。」
白隠禅師は「気」という言葉は使っていませんが「体を巡って全身を調和させる目に見えないエネルギー」の存在があると言っています。
 
西野流呼吸法の創始者西野皓三氏は、体に触れずに人を投げ飛ばすことでも有名な達人ですが、著書の中でこう述べています。

「"気"とは、生きとし生けるものすべてに宿る生命エネルギーである。身体から湧出し、潜在能力が目を醒ますと、常識を超えた不思議な現象が起きる。それが"いのち"輝く"気"の世界なのだ。」

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(3)ユリ・ゲラーの登場

私たち日本人が「超能力」について関心を持ち始めた最初のきっかけは、1974年に来日したイスラエル生まれのユリ・ゲラーでした。
ユリ・ゲラーの出現は、世界中に話題を巻き起こしました。

ユリ・ゲラーは日本のテレビの番組の中で、スプーンを曲げたり、視聴者に念力を送ることで止まっていた時計を動かす、というパフォーマンスで全国に衝撃を与えました。

その後、彼のパフォーマンスは巧妙なトリックではないか、という疑いも起きています。
ことの真偽はともかくとして、このときを境に日本人が見えないエネルギー(超能力)に関心を持ち始めました。
その後、日本中から「私も出来る」という超能力少年たちが現れました。

それまで一部の世界でしか知られていなかった不思議な現象が、このときから私たちの興味を惹きつけるようになりました。

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(4)東西冷戦と超能力

ちょうどこの頃、アメリカでは国家プロジェクトとして、超能力を持った兵士たちを集めてエスパー部隊を創設していました。
この時代は米ソの東西冷戦の真っただ中で、諜報活動にしのぎをけずっていました。
敵対する相手国の軍事情報を探るために、テレパシーや遠隔透視が出来るエスパーを活用しようと考えたのです。

ソビエトにおいても、政府の助成でテレパシーの研究が行なわれていました。
遠く離れた2者間の交信だけでなく、生まれたばかりの仔ウサギを潜水艦に乗せ、その仔ウサギを一匹ずつ殺して、その瞬間陸上にいる母ウサギの脳波に何らかの反応があるか調べました。
電磁波の遮断された潜水艦の中から、仔ウサギの悲鳴が母ウサギにどう伝わるか調べたのです。

テレパシーは潜入したスパイが自国に情報を送るために使えないか、瞬時の交信が難しい潜水艦への通信手段として研究されました。

しかし1989年、ブッシュ大統領とゴルバチョフ書記長が地中海マルタ島で冷戦終結宣言をした後、諜報活動の必要性が下がっていきました。
また軍事情報には、非常に正確さが要求されるため、あいまいさの残る超能力は十分に活用されるには至っていないようです。

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(5)量子力学の発展

量子論は、アインシュタインの相対性理論と並んで20世紀物理学を代表する理論です。
アインシュタインの相対性理論が大宇宙のマクロの理論に対して、量子論は、原子の内側の超ミクロの世界の物理学です。

量子力学は、これまでの私たちの物理常識がまったく通用しない、別世界の学問です。
この量子力学で、人間の意識が量子(素粒子)に何らかの影響を与えている偶然とは言い切れない状況が数々確認されています。
若くしてノーベル物理学賞を受賞した量子論の世界的権威のブライアン・ジョセフソン博士は、「人々の意識が物質世界に影響を及ぼしているかもしれない」と言っています。

今目には見えず、科学的には説明できないテレパシーや念力(サイコキネシス)などの超常現象が量子力学で解明されようとしています。

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(6)日本の科学者の探求

1)人間の意志が物質に影響を与えるか?

このユリ・ゲラーに興味を持った科学者に電気通信大学の名誉教授の佐々木茂美さんがいます。
佐々木さんは、まず「人間の意志によって、水に変化を与えられるか?」と言う実験をしました。
気功師たちにポリエチレン容器に入れた水に、注視あるいは手かざしの方法で「気」を送ってもらって、その変化を調べました。すると明らかに水の電気伝導率が高くなっていました。
水の伝導率は空気にさらすだけでも変化するそうですが、その場合は、必ずイオンかpHの変化を伴うそうです。ところが気功師たちが「気」を送った水にはこれらの変化があまりなかったということです。
人間の意志が気を介して物質(水)に影響を与えることが出来ることを、この実験は証明してくれました。

2)「気」は遠隔地にも送れるか?

佐々木さんは先ほどと同じ実験を、東京と北京の間で行いました。
東京に居る気功師が北京に用意してある水に「気」を送って、その変化を調べたのです。
結果は先の実験で、気功師がその場で、手かざしで水に気を入れたのと、ほぼ同じ変化を見せました。
「気」は距離に関係なく、一気に数千キロを飛んで物質(水)に影響を与えることが出来る、ということが分かりました。

3)「気」は人間に影響を与えることが出来るか?

元日本医科大学教授の品川嘉也さんは大脳生理学の第一人者でした。
品川さんは、脳波から気の研究を行いました。
気功師が気を発すると、その気を受けている人に、どのような変化が現れるかを実験しました。
その結果、両者の脳波を測定したところ、気を受けている人は、送り手の気功師と同じような脳波のパターンを示したのです。
品川さんは、それを脳波の「同調現象」と呼んで、これまで気功以外では観察したことのない現象と言っています。

そして、「気は実体ではなく、情報である。その情報が「気」の送り手から受け手に伝わり、身体に作用を及ぼした結果が、脳波の同調現象としてあらわれるのだ。」と述べています。

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第3章「量子の世界」

話が本論に入る前に、量子世界のお話を少ししたいと思います。

(1-1)原子の素材はすべて同じものからできている

物を分解していくと、たくさんの部品に分けられます。
たとえば自転車は、ハンドル、タイヤ、サドル、ブレーキなどいくつもの部品になります。
さらにそれらを分解していくと、鉄、ゴム、アルミなどの素材となり、これらの素材をさらに追及していくと、最後には原子となります。
人間の体も同じで、細胞、分子、原子と行きつきます。
この世にあるすべてのモノは、多種の原子の集まりで、水は、二つの水素原子と一つの酸素原子からできています。

その原子には必ず一つの原子核と、一つ以上の電子があります。
電子が1つなら「水素」、電子が2つなら「ヘリウム」、3つなら「リチウム」です。
水素も、ヘリウムも、リチウムも、どの原子も原子核と電子は実は同じものなのです。

違いは、原子核の周囲を回っている電子がいくつあるか、ということだけです。
ちなみに酸素の電子は8つ、金は79個の電子が回っています。

同じ素材の原子核と電子とから出来ているとは言っても、気体の水素と固体の鉄とはずいぶん違います。
同じ素材だから、同じようなものになるはず・・・というのは、私たちの常識で、量子の世界は、私たちの常識を飛び越えたところにあります。
原子核と電子の大きさは、原子核が直径1メートルの大きさとすると、電子は原子核から100km離れたところにあって、野球のボールくらいの大きさです。
大宇宙に星が点在しているように、原子も非常に広い空間に点在しています。

しっかり詰まっているように見える私たちの体も、すべての生き物も石も鉄も、実は量子の世界では膨らんだ張りぼてのようなものなのです。
しかし、その張りぼてのような空っぽの空間には、宇宙と同じように微細で強力なエネルギーに満ち溢れていることが分かってきました。

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(1-2)原子は電磁波(波動・気)を発している

宇宙に存在するすべての物質、もちろんわたしたちの体も含めてあらゆる物質を細かく観察していくと、細胞、分子、原子、素粒子の世界に行き着きます。

原子の世界では原子核を中心にして、電子が一定のパターンを持って、その周りの軌道を回っています。
ちょうど月が地球の周りを回っているような感じです。
電子が原子核の周りを回ることによって、その電子の数や軌跡によって各分子固有の振動波を出します。
この振動する波動を電磁波といいます。

そしてこの電子の数と配置の違いが各元素の化学的な性質を決めています。

つまり原子は「波動を持った粒子」なのです。
ちなみに水素の周波数は69.25、ヘリウム:56.00、炭素:83.50です。

「量子論の父」とも呼ばれているドイツのマックス・プランクは、
「すべては振動であり、その影響である。現実には何の物質も存在しない。
すべてのものは、振動から構成されている」
と言っています。

たとえば、リンゴをどんどん細かく追求していくと、細胞、分子の世界となって、りんごらしさが失われていきます。

さらに原子、素粒子の世界に入っていくと、それらが発している振動(波動)だけが残る、と言うことです。
原子に固有の波動があるということは、原子が組み合わされて出来た分子、さらにそれらの集合体である水、石、金属などの物質、そして生命体の細胞、臓器、それらの集合体である私たちの体も、複合ではあるけども、固有の波動(周波数)を持っているということになります。

「気の治療」
エネルギーと言う観点からは、人間もまた波動を発するエネルギー体です。
「気」の微細なエネルギーは個々の素粒子に影響を与えて、細胞の波動を正常化していくものです。

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(1-3)波動は共鳴する

ここで「気」を説明するのにキーポイントとなる「共鳴」という事を説明します。

中学生になると、理科でY字形をした「音叉」という器具を使って「共鳴」という実験を行います。

実験では、同じ振動数の音叉を二つ、離して置きます。
片方の音叉を棒で叩いて音を出させます。
その音叉をもう一方の音叉に近づけると、なんと叩かなかった別の音叉も音を出して鳴り出すのです。
これが「共鳴」です。

同じ物質は同じ周波数で振動しています。
二つの物質が持つ振動数(波動)がまったく同じならば、同じ素材で出来ており、ストレートに影響を与えあって、音は大きくなります。
二つの振動数が異なっていれば、反応しません。

振動の波の形がまったく同じで、非対称的に異なる場合は、互いの音を消しあって、無音になってしまいます。

自分の体を使って、この共鳴を実感することができます。

その方法は、左手の指でしっかりとリングを作って、右手で食べ物などを持ちます。
そして診断者に指のリングをはずしてもらいます。

この時、自分の体と右手の持ったものと波動が近ければ、共鳴現象を起こして、指に入れる力が強くなって容易に離れません。
逆に波動が大きく異なれば、力が入らずに、すぐ離れてしまいます。

私たちの体には「気」が流れています。
もちろん植物を始め、すべての生命体に「気」が流れています。

例えば、ある食べ物を手にしたとき、その波動が自分の波動と近ければ、共鳴に近い反応を起こして、プラスに働きます。
つまり「気」の流れを促進するときには、体に力が入ります。
訓練すると、気になるものを手にして、自分の体の反応を繊細に観察することで、それが自分にとって、よいものか、そうでないか分かるようになっていきます。

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(2)感情や意識も波動

私たちが、遊んだり、勉強したり、眠っているときでも、常に脳は働いています。
脳は働いているとき、脳は微弱な電気を発します。
それを計測したのが「脳波」です。
交通事故などで頭に怪我などをした時に、「脳波」の検査をして、脳に異常がないか調べます。

また意識活動を探るときも脳波を調べます。
その人の意識がどういう状態であるかは、脳波でおおよその判断がつきます。
活発な意識活動の時はベーター波、安定したリラックス状態の時はアルファー波、そしてウトウトと眠りに入るような時はシーター波が現れます。

最近では脳科学の研究が進み、その脳波から、その人が何を考えているかおおよそ読み取れるまでになってきました。

今ではBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)と言って、人が何か動きをイメージしたとき、脳から出る電気信号を解析して、今どんな動きをしたいのか分析して、それをロボットに送り、同じ動きをさせることが出来るようになりました。

将来、遠く離れていても、周波数を、目的とする人に合わせるだけで、その人の意識を探れるようになるかもしれません。

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(3)生命体の波動は常に変化している

私たちは生命活動を維持するために毎日食事を摂ります。
その食材は一つひとつが異なった波動を持っています。
私たちが親から受け継いだ遺伝子も固有の波動を持っています。

さらには住んでいるところの住環境、過去に経験してきたあらゆる出来事も波動となって私たちの体に蓄積されていきます。
今心の中で考えていることによっても、その人の発する波動は変わってきます。

ついさっきまで機嫌が良かった友達が、何かの理由で急に怒りだしたり、泣きだしたりするなんてこと、経験ありませんか?
その日の食事の内容によっても波動は変わりますが、感情の変化は波動が急に変わる好例です。

このようにして、その人のその時の波動ができていきます。
厳密にいえば、私たちの体が出す波動は一分前と違っています。

すてきな恋人が出来ました。
気が合う、フィーリングが同じと喜びますが、彼女が菜食主義者になったら、肉の好きな男性との間に少しずつ波動のズレがきてしまいます。
肉と野菜の波動はかなり違います。

余計なお世話ですが、フィーリングだけで伴侶を決めると、後で「しまった!」と悔やむかもしれませんね。

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(4)同じ波動のものは互いに引き合う

大きな集団があるとき、そこに自然発生的にいくつかのグループが出来ます。
そのグループにはそれぞれ個性が合って、大体同じようなタイプの人たちが集まっています。
学生時代を思い浮かべるとよく分かると思います。
おとなしいグループ、やんちゃなグループ、同じ趣味のグループなど多様です。
この場合はほとんど性格の個性から似たもの同士が集まってきます。

同じ波動のものは居心地が良くて、とてもリラックスします。
クラシック、ジャズ、演歌やロックなど、そのときの気分で聴きたいものが違ってきます。
好きな歌手もその人と波動が合うから惹きつけられます。

妙に惹かれる絵とか場所とかあらゆる物は、そこに自分と同じ波動や自分の求める波動を感じて、惹きつけられます。

物質もまた同じ波動のものが引き付けられてきます。

30年以上前から、半身浴や5本指の靴下を薦めて「冷え取り健康法」を提唱していた医師の進藤義晴さんは、その人の性格が病気を呼び寄せるとまで言っていました。

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第4章「水の秘密」

水は、この地球に私たち生命体を誕生させた、いわば地球という胎内にあって、卵巣と子宮と羊水とを合わせ持ったような存在です。

この水は、生命の母という存在でだけでなく、生命体が生きていく為のすべてのエネルギーを与えてくれる存在です。

さらに水には不思議な力があって、そのおかげで私たち生命体は、安定した生命活動を送ることが出来ます。
私たちの脳の85%は水から出来ています。
先ずは、「気」と深い関係のある水の不思議な力を、じっくりとみていきたいと思います。

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(1) 禊ぎ(みそぎ)・浄化

私たちは、神社にお参りする時、手を洗い清めます。
神道で重大な神事など行なう前にも、で自分自身の身を洗い清めます。
禊ぎとは、過去を悔い改めるために、斎戒沐浴をし、身を清め、神に誓いを立てる儀式とされています。

禊は形だけのものと言うイメージが強いですが、実際に水には穢れを浄化するエネルギーがあります。
水には体にまとわりついたマイナスの波動を、きれいに洗い流してくれる力があります。

私たちは、日常の生活の中で、常にストレスにさらされています。
慢性的な病気、肉体的心理的ストレス、挫折、いじめ、不安など精神的にも肉体的にもストレスのシャワーを浴び続けています。

このようなストレスが溜まって来ると、ストレスから発せられるマイナスの波動が体から外へ発散されるようになってきます。

体の周りに煙とは違う、白いもやもやしたものが漂います。
大きなマイナス波動になると、黒いもやもやしたものになることもあります。
部屋の中も曇りガラスで覆われたように、白くかすんできます。

イネイト療法の創始者の木村仁さんは、「0波動の癒し」と言う著書の中でもやもやしたものについて、このように語っています。

「ある日、受付に立っていると、入り口のドアから黒いもやもやとした煙状のものが入ってきたのである。 なんだろう、と見ていると、ドアが開き、ひとりの男性があらわれた。顔色が悪く精気もなく、エネルギーも失われているようだった。
おそらく、身体にマイナスの要素を積み重ねてきて、生命力が枯渇してしまったのだろう。
このようなことは何回か起こった。黒い煙状のものが入ってくると、必ずそのあとに精気のない人が姿をあらわすのだ。
もちろん黒い煙状のものは、私以外の目には見えない。いわゆる"悪い気"のようなものだろう。」

マイナス波動は、もやもやとした煙のように見える人もあれば、ビリビリとした電気のように感じる人、臭いで感じる人もいます。
感じ方は人それぞれ異なりますが、そのようにして蓄積したマイナスエネルギーが体外に出てきます。

水はそれらの波動を洗い流すことの出来る唯一の物質なのです。

穢れ(気枯れ)とは「気の汚れたもの」という意味で、感度の鋭かった昔の人たちが、汚れた「気」を水で洗い流していました。

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(2)水の情報伝達

1.ホメオパシー

ホメオパシーというちょっと不思議な治療法があります。
1800年の初めごろ、ドイツの医師ハーネマンはある症状を引き起こす物質を、極度に希釈してその患者に投与すると、体の抵抗力を引き出して症状を軽減するという「類似の法則」を発見しました。
一時はドイツ医学の一角をなすものとして期待されましたが、その後医学的根拠がないとして省みられることがありませんでした。

ところが1988年、フランス国立保健医学研究所の免疫やアレルギーを扱う部門の責任者ジャック・バンヴェニストが、権威ある雑誌「ネイチャー」に、このホメオパシーが有効である、と投稿しました。

バンヴェニストは、13人の科学者らと共同研究の末、抗体溶液を希釈・震盪し続けて、最後には1個の抗体も含まれないほどに薄めても、免疫細胞の反応を起こしうると発表しました。
希釈度は最終的に10の120乗分の1の濃度となり、現代科学ではすでに元の物質は残っていません。
不思議なのは、溶液の濃度が薄くなればなるほど、その影響力が大きくなっていったことです。

ホメオパシーの理論では、物質の分子の特異な情報が、極端に薄められて、何十回と振られることによって、水の分子と共鳴を起こして、物質のパターンが水に記憶されたのではないか?と考えられています。
水は物質の情報を、記憶として受け継いでいると云われています。

バンヴェニストのこの発表は、医学的、物理的根拠に乏しいとして、医学会の反発に遭いました。このことで、彼はそれまで築いてきた輝かしい名声をいっきに失うことになってしまいました。

しかし、実践の場において結果が確認されることもあり、安価で安全だということで、各国の根強い支持者たちによって、ホメオパシーは受け継がれています。
特に経済力の弱い新興国では、国策として用いられているところもあります。

2.水からの伝言

水の波動の研究家の江本勝さんは、水にある言葉をかけると、その水を凍らせて出来た結晶の形が、その言葉に影響された形になるとして、「水からの伝言」という写真集を発表しました。
水に「愛」「平和」など「よい言葉」をかけると美しい雪花状の結晶ができて、「死ね」や「戦争」など「悪い言葉」をかけると汚い結晶ができるという写真集です。
この写真集については、科学的でないという批判があって、それに対して江本さんは、写真はファンタジーだと語っています。

私は、結晶の写真がファンタジーだとしても、写真のように水は言葉の波動を受け止めていると考えています。
その言葉が「ありがとう」とか「サンキュー」、「謝謝」、「メルシィ」であっても、その言葉を発する人の波動が感謝に満ちていれば、水は同じ波動を受け取っているでしょう。

無農薬・無肥料のりんごの木で有名な青森の木村秋則さんは、りんごの木一本一本に「よく頑張ってるなぁ、ありがとう」と毎日言葉をかけるそうです。
ところが人に見られるのが恥ずかしくて、話しかけなかった隣との境界線や道路沿いの木は、ことごとく枯れることがありました。
そんなことから木村さんは、「リンゴの木は私の気持ちを理解してくれている」と確信しています。

モーツァルトを流すと、栽培している野菜がより元気に育ったり、ウシの乳の出が良くなった、と言う話はよく耳にします。

私自身は、お酒を飲むときに、「ありがとう」とか「美味しくなった!」と心の中でお酒に語りかけて飲みます。すると確かに味がまろやかになって、1ランク上の味になるのを実感しています。

私は優しい言葉の持つ波動が、例え心の中だけであっても、水や樹液や動物の体液に影響しているからと思っています。

水は心の波動を受け止めてくれています。

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第5章「気を感じる」

話を進める前に、先ず「気」を体感してみましょう。
「論より証拠」で「気」の存在を体感することから話を進めていきたいと思います。

(1)準備体操

「気」を体感するには、体感しやすい身体づくりが必要です。
全身運動して「気」の巡りやすい身体を作ります。

頭も体も心もゆるめます。
ゆるむほどに気持ちよく、感覚が鋭敏になってきます。

場所は自然に溢れた、舗装のされていない公園や掃除の行き届いた部屋がいいでしょう。
「気」を感じるには場の空気が大切です。
「気」は関節のところで滞りやすいので、特に関節を緩めるような体操をします。
首は頭(脳)と心をつなぐ大切な通路です。
やさしく、ゆっくりと、大きく回してゆるめてください。


ヨガでは天地の「気」と交流して、天地合一をする事が目的ですが、その為に様々なポーズをとって体を柔らかくして、気がよく巡る身体にします。
結果的に健康になるので、このポーズがヨガの代名詞のようになっています。
取りあえずラジオ体操でもストレッチでもかまいませんので、全身の筋肉と関節をほぐして、柔らかい体にしてください。
アスリートに氣に敏感な方が多いのも、日頃の運動で体が非常に柔らかいからだと思います。

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(2)不動体・・・「気」の集中

A、B二人向き合います。
Aには押されても動かないように、片足を半歩前に出して踏ん張ってもらいます。
そうしてAの肩をBが片手でゆっくり押します。
次にAは下腹部(臍下丹田といって、気の宿るところ)に意識を集中します。そのままリラックスした状態で心を落ち着けます。
またAの肩をBが片手で押します。

どうでしょうか。リラックスして、心を臍下丹田に落ち着けたときの方が、押されたときの動揺は少なくなっています。
この時、受けて側のAの「気」は臍下丹田に集められて磐石な態勢になっていたのです。
昔から、「腹が据わっている」といわれる言葉は、ここから来ていたのです。

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(3)指を意識する・・・内気功の第一歩

まず腕を伸ばして自分の顔の前に右手の人差し指を立てます。
その人差し指をじっと見つめます。
最低1分、できれば3分間じっと集中して見つめてください。
意識をそらすとせっかく集めた「気」が散ってしまいますので集中することが大切です。
次第にほかの4本の指の存在はすっかりなくなり、人差し指が熱く敏感になってきます。
さらに集中を続けると、指先がドックンドックンと脈を打ってくるようになります。
指先が熱く感じられるようになるということは、「気」が人差し指に集められたことを表します。
すでにこれは内気功の一つです。
慣れてきて意識を体のつらい部分に持ってきて、そこが温かく感じられるようになると、自分自身で体の不調を治療できるようになります。

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(4)気を感じる・・・外気功の第一歩

左の掌を胸の前に垂直に立てます。
(3)で気を集めた右手の人差し指を左の掌の中央に近づけて、ゆっくりと円を描くように動かします。
すると、左の掌に右の人差し指の動きに合わせて、何か温かいものが感じられます。これが「気」です。

自分の体から「気」を発して、他者に影響を与えることを外気功といいます。
気功治療家といわれる人が他人を治療するのは、この技術をさらに磨き上げたものです。

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(5)「気」の風船を作る・・・更なるステップ

両手の指先を全部くっつけて、手のひらに野球ボールが入るくらいの空間を作ります。ゆっくりと手を離していき、4〜5センチくらい離したところで指先と掌の中央を意識して、そこから「気」が出ているようイメージします。

そっと近づけたり離したりすると、手のひらの中にぽあ〜とした温かい空気の塊のような触感を感じるようになります。

始めに手のひらをこすって、「気」の巡りをよくしてから始めると、なお分かりやすいでしょう。

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(6) 飲み物の味を変える

飲み物を2つのコップに分けて入れます。お酒かしょう油など刺激のあるものが、味の変化が分かりやすいです。
飲み物(例・・お酒)を入れた二つのコップのうち、一つを目の前に置きます。もう一方は、離して置きます。
目の前に置かれたコップを両方の掌で、コップから5センチほど離して囲みます。
「お酒がまろやかになった」と過去形を使って、美味しいお酒を飲んでいる情景を想像しながら、手のひらや指先から気を出しているイメージをします。

今度はもう一方のコップに「お酒が辛く苦くなった」とイメージして気を入れます。
この時、全身の力を抜いてリラックスしていることが大切です。

気の入力が終わったら、ほんの少し喉の奥のほうで味わいます。水でうがいをして、もう一方の味見をします。

どうでしょうか?二つのコップのお酒の味の違いが分かるでしょうか?

水は気に反応しやすいので、飲み物の味変えは、わりと簡単に出来ます。
ただ蒸留水のように、まったく味のないものには反応しません。
「気」は特定の味を増減することは出来ても、無から有を生むようなことは出来ないようです。
ほとんどの生命体は70%近くが水分だと云われています。飲み物の味変えができるということは、人間の体にも影響力を及ぼすことができるということです。

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